1950年代の主婦の友・婦人倶楽部・婦人生活の付録、「少年」「ぼくら」「なかよし」の付録を多数ご売却いただきました!【川口市上青木】

こんにちは。
よつば【Four-leaf-clover】の星野ですbud.gif
本日は懐かしのものをご紹介していきたいと思います!

こちら戦後に流行っていた婦人雑誌。hand02.gif
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婦人雑誌とは日本における雑誌のジャンルのひとつで、
これらは戦時中は休刊されていたのですが、戦後になり女性誌の復刊や創刊が相次ぎ
『主婦之友』『婦人倶楽部』『婦人生活』『主婦と生活』など
「戦後四大婦人雑誌」とも呼ばれ、長い年月に渡り多くの人に愛読されてきました。
発行部数も50万部を超えたそうです。
『主婦之友』『婦人倶楽部』は大正時代に、
『主婦と生活』『婦人生活』は戦後に創刊されました。

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特に『主婦之友』は主婦向け雑誌の代表格として、「家計簿」を付録に付けたり
様々な出版界初の試みをみた雑誌でもあります。

「女は家庭で仕事、男は外で仕事」という戦後の新しい「主婦」像をつくりだし、
提案し続けていきましたが、現在は4誌とも休刊しています。

そもそもこういった女性誌はいまから130年以上前の明治時代に、
『女学新誌』という創刊から始まります。
それから150誌以上もの女性誌が創刊されていきます。

この頃の女性誌の主流は良妻賢母を目標に掲げた生活実用記事が中心のものが多く、
文学作品のみを掲載する文芸誌、新しい家庭像や子育て、料理などをテーマにした家庭誌、編み物など
学校での教育を終えた後は婦人雑誌で主婦になるための知識や技能を習得する、
貴重な情報源として読まれていたそうです。
女性としてこうあるべきという価値観形成にも繋がっていたんですねemoji205.gif

そして昭和初期には女性誌の傾向も変わり、美容や化粧品や洋服やアクセサリーなどの記事が増えたり、
表紙や挿絵、付録などに力を入れる雑誌が登場したりと、娯楽色の強い誌面づくりがメインとなってきます。

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表紙に描かれる女性にも変化が現れ、明治時代では和服で伏し目がちな、か弱い女性が描かれますが
昭和に入る頃からまっすぐ視線をにこちらに向け、にっこりと歯を見せ素敵な笑顔を浮かべる
ふくよかで健康的な女性像が見られるようになります。かなり女性像の変化を感じられますね。

ここでちょっとだけ中身を拝見していこうと思います!
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こちらは『主婦之友』の12月号の『冬のお惣菜千種』に載っていたものなので
ケーキかと思ったのですが、折れている部分をよく読むとなんと、、、
『リングに抜いた新型のアメリカ風チキンライス』と記載されていて驚きました・・笑
果たしてどんな調味料を入れたらこの色のチキンライスができるのか!?

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この『い』や『に』は何の意味を指すんだろうなぁ…って思っていたのですが
『いろはにほへと』だと気付いたときはスッキリしました!icon_eek.gif

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あら、なにやら既視感のあるものが・・・笑

 

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『婦人倶楽部』の9月号の『編物上達全書』には、服好きの私も為になるような
襟の名称など、現在でも洋服雑誌などで使われているような服の名称などが
詳しく載っていました!

お次は1960年代に発売されていた漫画雑誌「少年」や「ぼくら」の付録などになりますhappy0065.gif
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こちら昭和40年代に発行された古い週刊少年マンガたちです(*^^)v
それぞれ細かく見ていこうと思いますbody_stretch.gif

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『少年(雑誌)』
かつて光文社が発行していた月刊少年漫画雑誌。
昭和21年11月に創刊し、昭和43年の3月号をもって休刊。
「ちばてつや」さんや「手塚治虫」さん「永井 豪」さん「横山光輝」さん
「藤子不二雄」さんなどの漫画が掲載されていました。
一峰大二さんも含め現在でも人気のある漫画家さんたちです。

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『ぼくら』『なかよし』
かつて講談社から発行されていた月刊漫画雑誌。
両方とも同時期の昭和29年の12月に創刊し、「ぼくら」は昭和44年の10月号で休刊。
後の昭和44年11月に『週刊ぼくらマガジン』として再び復活し、
人気作品であった「タイガーマスク」を同新雑誌の看板作品として連載を受け継ぎました。
それにしても「なかよし」がこんなにも歴史が長いと思わず驚きましたicon_eek.gif

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『別冊少年ジャンプ』
かつて集英社が発行していた日本の月刊少年漫画雑誌。
「週刊少年ジャンプ (WJ) 」の姉妹月刊誌として、昭和44年の12月に昭和45年の1月号を創刊号に創刊。
昭和49年の9月号より「月刊少年ジャンプ」に改称します。

この他にも1980年代以前のものであれば『少年ジャンプ』『少年サンデー』『少年マガジン』以外にも
『コロコロコミック』や『コミックボンボン』などの買い取りも行っております!
なかでも単行本などに収録されていないお話が載っているケースがある付録の小冊子などは
どうせ売れないだろうからと処分されてしまうケースも多いらしく、
ゴミだと思わずに処分するまえに一度ご相談いただけると嬉しいそうです(*^-^*)

今回ご紹介した物は特にずばぬけて価値の高いものがあるわけではないのですが、
冒頭でご紹介した婦人雑誌なども含め、中には価値の高いものが眠っていたりします。
なのでご実家や田舎のお部屋の整理などで出てきたこういったものはすぐに捨てずに、ぜひお気軽にご相談くださいw01.gif

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