こんにちは。
よつば【Four-leaf-clover】の星野です
今回はハヤカワSF文庫の『ジェイムスン教授シリーズ』についてご紹介していきたいと思います!
ジェイムスン教授シリーズとはSF作家のニール・R・ジョーンズ氏による出世作であるコメディスペースオペラです。
作品の主人公ジェイムスン教授は作中最後の地球人類であり、ゾル人の科学力により脳を機械の身体に移植することで不死の身体を手に入れた機械人「21MM-392」となります。その後ジェイムスン教授は宇宙船の乗組員となり、数々の冒険に出るというお話。
こちらは「二重太陽系死の呼び声」「放浪惑星骸骨の洞窟」「惑星ゾルの王女」「双子惑星恐怖の遠心宇宙船」と4部作になっているのですが、今回はそのうちの三部作までを買取させていただきました。
そんな人気作品のジェイムスン教授シリーズですが、なんとこちらの表紙や挿絵はあの「ドラえもん」や「キテレツ大百科」の作者でも有名な『藤子・F・不二雄』先生が描かれているんです…!
普段の藤子・F・不二雄先生の絵からはあまり想像できない、陰影と光がくっきりしたリアルで立体感のある絵は初めて見たので驚きました。こんなタッチも描けるなんてさすが世界的に有名な漫画家さんだなぁと深く感心します。
藤子・F・不二雄先生は過去にSF短編も書いていたこともあり、恐らくSF好きだと思われるのですが、この表紙からはSF愛がひしひしと伝わってくる気がします。
そんなこともあり、ジェイムスン教授シリーズは密かにプレミアが付いており、藤子・F・不二雄ファンなら入手すべき文庫本のひとつでもあります。
本の内容もとても面白いので、まだ読んだことのない方はぜひこれを機に読んでみてはいかがでしょうか(*^-^*)
とここで少し余談なのですが、こちらの本をクリーニングしていたらなんとこんな手紙が本に挟まっておりました・・・
どうやら昔流行っていたチェーンレターのようです
下の方には5人の住所が書いてあったので隠させていただきました…笑
字を見る感じ小学生の子ですかね…
ハガキの内容を見ると1975年からこのハガキは続いてるらしく、ハガキに押された消印は1984年のものとなっておりました。これが本当だとしたら相当長い年月続いてることになりますが、これを途絶えさせた勇気は相当なもののはず…!笑
ギネスにならず残念ではございますが、みなさんもこういったメールが来ても送らないように!笑
今回ご紹介したもの以外でも藤子・F・不二雄先生がカバーや挿絵を描かれている『宇宙兵ブルース』なども買い取りを行っております!
また、1970年以前の絶版ミステリー小説、SF小説、探偵小説などもお売り頂けると嬉しいものとなっておりますので、お売りの際はぜひ一度当店までお問い合わせくださいませ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
それではまた次回お会いしましょう