こんにちは。
よつば【Four-leaf-clover】の星野です
今回お売り頂いた書籍の中に『石元泰博』氏の写真集「ある日ある所」がありましたのでご紹介させていただきます。
石元氏はアメリカ合衆国サンフランシスコ生まれで、3歳のときに両親の故郷である高知県高岡町に移り、少年時代を過ごします。
その後再渡米しカリフォルニア大学で農業について学びますが、戦後シカゴに移住しノースウェスタン大学建築科に転じました。
さらにシカゴのニュー・バウハウスと言われるインスティテュート・オブ・デザインに入学し先端的なモダンデザインについて写真を学び、機能合理主義的な造形教育と写真技術を培い、その後は東京を拠点に活躍。
写真界のみならず、美術、デザイン、建築と芸術界全般に大きなインパクトを与えました。
今回はそんな高知ゆかりの写真家、石元泰博氏の貴重な写真集『ある日ある所』をお売り頂きました
中を見てみると、鮮明なカラー写真というより少し褪せていて、どこか懐かしい写真だったり、モノクロの写真だったりそれぞれ全く雰囲気が違う写真が多かったです。
中には日本の風景や人物の写真もありましたが、アメリカにいた期間も長かったようなので、シカゴの街並みや子供たちの写真などが圧倒的に多い印象を受けました。
特に印象的だったのが、日本の子供たちとシカゴの下町の子供たちを対比するかのように隣り合せで写真が載っていたことでしょうか。なんだか違和感というかとても不思議な気持ちになりました。
こちらの写真の子は何を巻き付けているんでしょうね…笑
こちらの写真、小学生ぐらいの無垢で幼い女の子が、不釣り合いな煙草を持って遠くを見つめている姿は、どことなく儚くて素敵だなと思いました。この煙草をどうやって入手したのか、ただ拾っただけなのか、この後彼女は一体どこへ向かうのか・・・と色々考えさせられますね。
今回ご紹介した写真集以外にも、歴史・機械・戦争・廃墟・廃屋など風景写真集などもお売り頂けると大変嬉しいものとなっており大歓迎です♪
また、出張買取・査定は全て無料で承っておりますので、是非一度当店までお気軽にお問い合わせくださいませ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(*^-^*)
それではまた次回お会いしましょう
